食の安全

米国産輸入牛肉のなかに、BSE牛海綿状脳症狂牛病危険部位である脊柱が混入していた問題に、深い憤りを感じた。口に入るものは絶対安全でなければならない。ましてや、ビルダーをはじめ多くのスポーツマンにとって、牛肉は美味しくたくさん食べれる重要なタンパク源である。必須アミノ酸や鉄やクレアチンを豊富に含んでいると同時に、舌をとろかす絶妙の旨味を兼ね備えたこの食品、食卓から欠かしてなるものか。
米国には今一度今回の問題を考え直してもらいたい。イギリスでは、BSEとの関連があると疑いが持たれている新変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病ですでに人間が死んでいるというのに、いまだに肉骨粉を使ってるとは非常識である。あまりにも事態を甘く見すぎちゃいませんかい?一刻も早く全頭検査を実施してほしい。
そして日本人も考え直さんといかんな。今回の問題は、今まで輸入に頼りきって農業をおろそかにしすぎた報いだといえる。日本の農業水準は世界に誇れるレベルにある。しかしながら、農家はその技術に見合った報酬を必ずしも得ていない。もっと官が農家をサポートして、安全で美味しい農作物を安価で供給できるシステムを築いていかなければならない、と思った。
・・・しかし、牛はだめ、鳥もインフルエンザ、魚の環境ホルモンダイオキシン、大豆遺伝子組み換え、いったい何を食べれば・・・豚だ、豚しかねえ!!というわけで、今日から国産豚ヒレ肉を使ったヘルシー料理を研究します。